悠々と空を飛び、標的を見つけるや滑降し瞬く間に捕える。
その優雅さ、美しさ、強さから空の王者と呼ばれるのが 鷹 です。

鷹 は大きさによる区別がされる同種の鷲ともども、古来から現在に至るまで世界各地で大切にされてきた鳥です。
西洋においては紋章としてよく用いられていますし、日本においては十大家紋の一つに数えられる鷹の羽紋が有名ですね。
王者の象徴として愛された虎や、神様としても尊敬される龍などと同様です。
そんな 鷹 と人とのつながり、そこから生まれた縁起などを見ていきます。
鷹 と言えば鷹狩という言葉に代表されるように、優秀な狩人として古来から世界中で飼育されていたそうです。
その発祥地とされる中央アジアでは、 鷹 という言葉が力のある者の象徴として名前に用いられてきました。
西洋では権力者の証として 鷹 は重宝されており、一時期は黄金以上の価値を持ったとすら言われています。
日本では 鷹 を手に乗せた埴輪が出土しており、古墳時代には特別な象徴を持つ存在だったことが分かっています。
朝廷機構が整備されると鷹を専門に養育する役職が置かれ、古代日本においても鷹狩は権威の象徴だったとされています。
仏教が広まるにつれて少しずつ鷹狩は衰退していきますが、平安時代末から鎌倉時代にかけて、武士層の台頭に伴って再び鷹狩が盛り上がりを見せます。
戦国時代の三英傑である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も鷹狩をよく行っており、特に徳川家康の造詣の深さは有名です。
一富士二鷹三茄子という吉夢の代表格ですが、
富士=不死で長寿、 鷹 =高いで出世、茄子は毛が無い=怪我無いで健康というよくある説明とは別に、
家康の好物にあやかって生まれたものという説もあるくらいには、当時から家康の 鷹 好き、鷹狩好きは高名だったそうです。
そんな 鷹 の縁起と言えば、何よりも出世栄達!
目標に向けて一目散に向かい、確実に捕える力強さは抜群のものがあります。
また、鷹の羽は矢羽根の中でも最上の素材の一つに数えられますが、鷹の羽の実用性に加え、この縁起にもあやかったものと言われています。

他にも、上記で述べたように高貴さや力強さ、勇敢さなどにもつながる縁起物が 鷹 です。

鷹 を描いた屏風です。鷹 が飛ぶ様が描かれており、まさに目標に向けて飛躍する縁起にあやかるものとなっています。

鷹 の意匠を全体に散りばめた鎧飾りです。鷹 をメインの意匠としたとても珍しい一品です。
男の子の輝かしい将来に向けた翼を授ける、鷹 をあしらった節句のお飾りも、どうぞご覧くださいませ。
!!商品の期限についてのご案内!!
ご好評いただいております、名前・家紋入りの特製【名前旗】と【名札】ですが、5月5日までの受け取り分については、
【名前旗】が4月26日(月)
【名札】が4月30日(金)
までとなっております。
名前旗と名札は一年中のご注文を受け付けておりますが、5月5日の端午の節句までに受け取るご予定のお客様は、
上記の日時までにご来店、もしくはお電話いただきますようお願いいたします。

✨オリジナル 五月人形✨
屏風や小物を選んだりガラスケースに入れたり
お子様だけの五月人形飾りが作れます。
*
✨家紋入れ✨
男児の品には家紋をお入れします。
*
✨修理承ります✨
ガラスケースや房・提灯🏮など修理、取り替え致します。
お気軽にお問い合わせください。
令和4年度 ひな人形 オーダー製作 受付中!