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【雛人形の役割】
雛人形は「一生のお守り」としての役割がるため、一人に一つの贈り物とされてきました。
また、雛人形の意味を学びながら飾り
桃の節句に合わせて片付けるというのには「しつけ」の役割もありました。
雛人形の小物や花の意味から学び、飾る料理も一緒に作るなど
守り神としてだけではなく
しつけとしての役割も担っていたのです。
今回ご紹介するのお殿様の 『 魚 袋』です。
魚 袋とは、束帯装束に用いる装飾品のこと。
石帯(衣装がはだけないよう腰に絞めた牛革の帯)の右腰に下げて使用されました。
もともとは古代中国で用いられた割符が装飾品化したといわれています。
中国では、 魚 袋を通行手形として用いていましたが、日本では装飾品として扱われました。
よって、節会参列の公卿・五位以上の官人や賀茂祭の勅使をはじめとする重要な儀式の際にのみ使用されていました。
束帯着用時でも、普段は使用されてはいませんでした。
近年では、唯一賀茂祭の勅使が使用するだけとなっています。
しかし、この魚袋のなぞは多く。
平安時代の初期に、唐の制度を取り入れたとみられていますが、いつ取り入れたかを明記する資料はないのです。
女流人形作家 東之華のこだわりの一つは「簡略化されていないお雛飾り」
一体一体に衣装を着装しております。女性だからこそのきめ細やかな心くばりとセンスが光り、見る人を魅了します。
ご来店くださるお客様からは
「お雛さまの着物がとっても綺麗」
「お顔がきれいで、表情がすてき」
とたくさんのお声をいただいております。
顔も一つ一つ描いております。
お気に入りの衣装に、お気に入りのお顔を選んでいただけます。
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