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【雛人形の役割】
雛人形は「一生のお守り」としての役割がるため、一人に一つの贈り物とされてきました。
また、雛人形の意味を学びながら飾り
桃の節句に合わせて片付けるというのには「しつけ」の役割もありました。
雛人形の小物や花の意味から学び、飾る料理も一緒に作るなど
守り神としてだけではなく
しつけとしての役割も担っていたのです。
ご来店してくださるお客様からの質問の中で
「ここの 雛人形 のお姫様とお殿様が左と右が逆になっているのは、なんでですか?」
と、聞いてくださる方が多くいらっしゃいます。
※一番歴史が古い「立雛 たちびな」
※女流人形作家 東之華(とうか)が平成に考案した「源氏雛 げんじびな」
雛人形 が左と右の位置が反対なのはズバリ「文化の変化」です。
近年、西洋文化の導入により「上座」が変わりました。
「上座」とは高い身分の人が座る場所。伝統的な日本の「上座」はこちらの写真。
一番初めの写真、立雛も日本の伝統的な並び方です。
西洋文化の導入により上座が変化し、 雛人形 の左右の位置も変化しました。
女流人形作家 東之華 考案の「源氏雛」は平成に生まれた 雛人形 のスタイルなので、お姫様とお殿様の位置が日本の伝統的なスタイルとは逆になります。
※源氏雛スタイルから発展したお殿様が立って見守る「絆雛 きずなびな」
令和の即位式では、西洋文化にならった立ち位置になっています。
※御所に飾られた「即位雛」
人形巧房ひなや では、一体一体心を込めて制作しております。
十二単の衣装を着せつけながら仕上げています。
衣装やお顔、小物までお気に入りのものを選んでいたけるので
世界にたった一つのオリジナルの 雛人形 となります。
現在、東京でも女流人形作家 東之華のお雛飾りをご覧いただけます。
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