所々で梅雨明けが確定してきましたね。今年の梅雨は五月中旬ごろに始まりましたが、終わりは概ね例年通りのようです。
近畿はまだ梅雨明けが発表されていませんが、それでも梅雨寒という言葉とはお別れし、夏の暑さに向けて日々気温上昇中といったところです。
二十四節季においては現在は「小暑」、そして夏の盛りと言われる「大暑」が22日から始まります。
ちなみに、日本での暑さのピークはさらに先の「立秋」(八月上旬)か「処暑」(八月下旬)くらいになるでしょうか。
さて、二十四節季では立春・立夏・立秋・立冬の四つの季節の分かれ目があり、まとめて四立と呼びます。
季節の移り変わりということで、人々は健康、農事、様々な観点から四立の前18日余りを特別に「 土用 」と呼んで意識していました。
その中でも、梅雨明けと重なることが多い夏の 土用 は特に重視され、現在では 土用 と言えば夏の 土用 を指すようになったと言われています。
今年の夏の土用は7月19日から始まります。
その夏の土用の間の丑の日が、有名な「土用の丑の日」です。今年は28日だそうです。
今年はどんな「う」のつく食べ物を食べて夏の暑さを乗り切るか、今から楽しみですね。
夏の土用では梅雨明けと重なることが多いので、「土用の虫干し」を行うところも多いそうです。
皆様の大事なお雛様や鎧や兜に大将人形、今年の長梅雨でもしかしたら……ということもあるかもしれません。
一度、箱から出していただき、夏のからっとした空気で湿気を取っていただくといいでしょう。
こうして、年に何回か飾って目にする機会が増えますと、お子様も愛着が湧き、長く大事に扱って下さることと思います。
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