3月も末に近づくと徐々に桜が咲き揃う風景を目にするようになります。
桜は前にブログで書いたように、古くから日本人の象徴として愛されてきたのと同時に、武士の象徴としても特別視されてきました。
先日の3月24日は、檀ノ浦の合戦が起きた日だと言われています。
この合戦によって源平合戦は源氏方の勝利に終わり、貴族の時代から武士の時代へと移り変わることになります。
その源平合戦の頃に使われていた鎧が「 大鎧 」という種類の鎧です。
大鎧 は馬に乗りながら弓を射れるよう、同時に身を護れるよう、日本で独自に発展した鎧です。
平安時代や鎌倉時代、位の高い武士の多くがこの 大鎧 を着用しており、その造りは荘厳かつ重厚で見た目にも優れたものだったと言われています。
時代が下ると鎧の造りは少しずつ簡素になっていきますが、この 大鎧 は武士の象徴として神様に奉納する際の最も格の高い様式として受け継がれてきました。
奈良の春日大社所蔵の国宝「赤糸威鎧竹雀虎金物」も 大鎧 の特徴、荘厳華美な様を良く表した奉納鎧の一つです。
ひなやにはその国宝の鎧を忠実に再現したものや、
色合いを現代風にアレンジしたものなど、を展示しております。
全体の造りはもちろん、金物にまで気を払った逸品です。
ぜひ、その美しさを実際にご覧いただければと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。
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