自宅の近くに、鯉のぼりが3,4本立って悠々と泳いでいました。
端午の節句が近づいてきたのが目でも感じられるようになりましたね!
人形巧房ひなやでも、毎日鎧や兜をお求めのお客様がいらっしゃいます。
さて、そんな端午の節句ですが、そもそもの起源は中国の五節句からきていると言われています。
奈良時代のころから日本でも行われ、
魔除けの効果があると言われている菖蒲やヨモギを集めていたそうです。
時代が流れて武士が台頭してくる鎌倉時代の辺りになると、
菖蒲という音が尚武に通じるという事で、
武士の間でも端午の節句が盛んに行われるようになったそうです。
鎧や兜を飾るのは武士の時代の風習で、
神社に身の安全を願って奉納したところからきているそうです。
さらに時代が流れて江戸時代、この頃に端午の節句で鯉のぼりを飾る風習が生まれました。
鯉はどのようなところでも力強く生きる生命力にあふれた魚です。
また、登竜門という言葉にあるように、成長すると天にも昇る龍になる、という縁起のいい魚です。
そのような縁起の良い鯉を高く掲げることで、立身出世や健康を願ったと言われています。
そして、現代の端午の節句につながっているんですね!
そんな歴史ある端午の節句、皆で一緒にお祝いしたいですね!