テレビドラマ「 大奥 」が始まりました。
主演の亀梨和也さんをはじめ、豪華出演者の姿を「 大奥 」で見られることに喜ばれている方も多いのではないでしょうか。
衣装に同じ文様を見つけるのが、女流人形作家 東之華の毎週の楽しみにもなっています♪
「 大奥 」のストーリーにも興味がありますが、毎回どのような衣装や雛飾りにも飾られる小物が「 大奥 」でみることができるのか発見することにワクワクしております。
今回は「 大奥 」で女性出演者がされている『大垂髪(おすべらかし)』についてです。
「 大奥 」でも小芝風花さんがこの髪形をしております。
大垂髪は、平安時代の宮廷女子の髪を束ねて後ろに流した「垂髪(すいはつ)」という髪型が変形したもの。
垂髪の両サイドを大きく膨らませた髪形が、江戸時代から主流となりました。
現代では、女性皇族が十二単を着る際や、伝統行事への参列で結われています。
大奥 でも、婚礼の儀がありましたね。
お雛飾りの髪形も、現在では大垂髪が主流となっています。
大奥 も江戸時代が舞台となっていますが、このころからの流れを受け継いでいるのです。
人形巧房ひなやのお雛飾りは、簡略化されていない衣装です。
西陣織の絹の光沢が綺麗に光って、お客様からも布地が美しいとの声をいただいております。