紫 伝統の色について

紫 、古今東西、特別な色として扱われてきたと言われています。

紫 と一口に言っても、その染色の仕方や色の濃さなどで様々に呼ばれていますが、
それぞれの社会で、同じように特別な存在として認識されていたといいます。
お雛様のモデルでもある日本の貴族社会でも、 紫 は特別視されていました。

今回は文化の秋、ということで、 紫 の歴史について少し書いてみます!

 

 

IMG00832_HDR

IMG00835_HDRIMG00834_HDR

鮮やかな 紫 色の衣装ですね!お雛様のお顔も凛々しく美しく見えます。

紫 が日本の史料に現れるのは飛鳥時代、聖徳太子の頃にまで遡るとされています。
当時、朝廷の官位の上下を決めるに当たって、一目で分かりやすいよう冠や衣服の色を指定しました。
この官位や身分によって使用が制限された色を「禁色」と呼ぶそうです。

紫 はその中でも最上位の色の一つ、天皇の黄櫨染、皇太子の黄丹に次ぐ、
貴族が身に着けることができるうちで最も高貴な色でした。

この衣服の色で身分の上下を分ける仕組み、元々は中国の王朝から伝えられたものらしく、
中国の王朝でも 紫 は上位の色として尊敬されており、
皇帝の宮殿の名前に 紫 の漢字が含まれるように名付けることもしばしばあったようです。

さらに、西のローマの文化圏でも 紫 はとても高貴な色として扱われており、
「王者の紫」と呼ばれるほど、特別な存在だったと伝えられています。

 

そんな高貴な紫の衣装をまとったお雛様、ひなやでは他にもたくさんご用意しております!

芸術の秋、文化の秋を満喫するために、伝統工芸の雛人形をご覧くださいませ!

 

ひなや と 東之華 の営業カレンダー

Previous Month
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
Loading
2024年4月
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
Loading
2024年5月Next Month
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
Loading

営業日

休業日

午前中 とうか 不在

午後から 東之華 不在

終日 とうか 不在

カテゴリー: ひな人形

カレンダー

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ