日本の美意識 威 色目

みなさんこんにちは!
今回は「威 色目」についてご紹介します。

「 威 (おどし)」というのは、鎧を構成する「小札(こざね)」と呼ばれる小さな板を
組紐や革などで綴り合わせた編み方の事です。
平安時代から鎧は機能性だけでなくその色彩や文様の美しさも求められ、
様々な種類の 威 が生み出されました。

赤糸威や紫糸威など、単色のもの

古来から赤は魔除けの色とされ、神社の鳥居にも用いられる。

赤糸威。古来から赤は魔除けの色とされ、神社の鳥居にも用いられる。

糸の色を複数組み合わせたもの
裾濃威

同系色で上から下に向かって濃い色を用いた威。

同系色で上から下に向かって濃い色を用いた威。

菖蒲の色彩を表した色目。薬効のある菖蒲は魔除けの意味でも重宝されたほか、「尚武」に通じるところから端午の節供に欠かせない花です。

菖蒲の色彩を表した色目。薬効のある菖蒲は魔除けの意味でも重宝されたほか、「尚武」に通じるところから端午の節供に欠かせない花です。

沢瀉威

水草のオモダカが矢尻に似ていることから勝ち草と呼ばれ、沢瀉の文様は縅や家紋に好んで使われた

水草のオモダカが矢尻に似ていることから勝ち草と呼ばれ、沢瀉の文様は縅や家紋に好んで使われた

妻取威

端(褄)の色を地色とは別の色で威したもの。

端(褄)の色を地色とは別の色で威したもの

こうした日本の鎧独特の様式美は、
雛人形の衣装でも見られる有職装束の「かさね色目」から影響されたものが多くあるそうです。
日本の美意識は太古から今の時代まで変わらずに受け継がれています。

◇男の子のお品には家紋をお入れ致します
メールでのご注文も承りますので
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カテゴリー: ひな人形

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