2月も早10日を過ぎました。
先日は少し厳しい寒さとなりましたが、その頃を除けば、概ね暖かな日が続いているように思います。
春に向かいつつあるのを実感しますね。
立春に入り、七十二候は初候「東風解凍」(はるかぜこおりをとく)を過ぎ、8日から次候「黄鴬睍睆」( うぐいす なく)となっています。
うぐいす は2月初旬ごろから、特徴的な「ホーホケキョ」の声を響かせます。
梅が春先に咲くように、 うぐいす も春先に鳴き出すことから「春告鳥」とも言うそうです。
お似合いのものを指す「梅に うぐいす 」もここから来ているようですね。
さて、 うぐいす と言えばその名を冠する うぐいす 色が有名ですが、このお姫様のどれが うぐいす 色かお分かりでしょうか?
内側から3,4枚目の春らしい柔らかな黄緑色、 うぐいす 餡もこの色だし……と思われた方も多いのではないでしょうか。
正しくはその一つ外側、濃いめの緑色が うぐいす 色のようです。より正確には灰がかった緑色だそうです。
柔らかな黄緑色は、 うぐいす と同じく春先に現れるメジロの色みたいです。
少しイメージとは異なりますが、写真のように複数の色が重なると、自然と春の装いになるから不思議ですね。
春を感じる素敵なお雛様はまだまだたくさんございます。
ただし、同じお雛様はございません。
一生に一度きりの大切な贈り物、皆様の理想に適うお雛様と出会うためにも、お早めにご来店いただければと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。
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