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【雛人形の役割】
雛人形は「一生のお守り」としての身代わり人形役割があるため一人に一つの贈り物とされてきました。
また、「守り神」としての役割だけではなく「花嫁修業」の役割も担っていました。
ひな人形を飾りながら小物や 桃 の花などの意味や室礼を学び、飾る料理(菱餅など)も一緒に作ったり、お膳の位置のならびなども含め 、
桃 の節句に雛人形を飾り、準備をするのにはお子様の将来への願いも込められていたのです。
今回はお雛飾りのときに飾られる「 桃 の花」について。
写真の様に、中央に飾られているお花が 「 桃 の 花 」
実は、これは 桃 の花を花瓶に活けているのではなく
桃 のお花が徳利(瓶子)に入っている
「 桃 花酒(とうかしゅ)」なのです。
桃 花酒とは、 桃 の花を浸した清酒のこと。
古来から、 桃 には魔除けや厄除けの効果があると信じられてきました。
古事記においても、 桃 は黄泉比良坂でイザナギノミコトが
黄泉に堕ちたイザナミノミコトから逃げるときに
投げつけて撃退した由来から退魔の力があるともされています。
そんな魔除け効果抜群の 桃 を浸した 桃 花酒は
魔除け効果の他にも百歳(ももとせ)まで生きるという
長寿の願いも込められてきました。
※人形巧房ひなや に展示中のお雛飾りの桃花酒
【 桃 花酒の作り方】
桃 花酒の作り方は簡単です!
盃に 桃 の花を浮かべるだけで、完成です♪
清酒に 桃 の花が浮いているのを想像するだけで
なんだか春の温かみをさらに感じられる気分になりませんか?
雛人形の役割の一つは、お守り人形。
一生に一度、お子様の成長を願って魔除け・厄除けの願いも込められています。
厄除けに効果ありの桃の花。
ひな祭り当日には、桃の花を飾って…大人は桃花酒を嗜んでみてはいかがでしょうか?
雛人形は、旧暦の 桃 の節句 の日まで飾ることをお勧めします。
今年は4月11日(木)が本来(旧暦)の 桃 の節句 です。
お雛まつりが過ぎられても
大切なお子様と雛人形とのお時間を
4月11日までお楽しみくださいね♪
人形巧房ひなや では年間を通して、雛人形を制作しております。
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