2024年 大河ドラマ 『光る君へ』がスタートしました。
人形巧房ひなや では、 大河ドラマ に登場する衣装と同じ文様の着装した親王飾りを制作しています。
大河ドラマ と見比べていただくとよくわかっていただけると思います♪
女流人形作家 東之華 は、実際にお姫様お殿様に西陣織で制作した衣装を、実際に着装(一枚一枚着せていく)していきます。
大河ドラマ に出演する役者さんたちと同じ衣装の着方をしているんですよ!
実際に着せていると聞かれたお客様は、ビックリされる方がほとんどです。
今日ご紹介するのは、 大河ドラマ 「光る君へ」で主役の吉高由里子さんが着用されている衣装です。
西陣織に織られている文様は『有職文様』といって、平安時代以来の朝廷・公家社会で衣料品や調度品などで用いられてきました。
大河ドラマ 「光る君へ」第2話では、吉高由里子さんが伝統的な有職文様の『向蝶』を着用されていました。
向蝶 mukaityou
蝶は、神の使いともいわれています。
蝶を向い合せに丸い文様にしてあるのには意味があり、円はご縁を繋げるとの意味も。
ひらひらと花から花へ舞う蝶は、優美なものとして愛されています。
また、さなぎから美しい姿へと変化する蝶の成長の様子から、美しい女性へになるようにとの願いも込めて女性装束に用いられてきました。
人形巧房ひなやでは、向蝶の文様が織られた衣装を着装したお姫さまも皆さまをお待ちしております。
大河ドラマ に登場する文様を楽しみに、他では見ることができない簡略化されていない本格派のお雛飾りを見にいらしてくださるのも、うれしく思います。
又月曜日、どんな文様がテレビにて見られたかお知らせします!おたのしみに♪