みなさんこんにちは。スタッフHです。
大きい台風が迫っていますね。私は念のため水と缶詰を買ってきました。
みなさんも万全な準備でお過ごしください。
さて、今日のタイトルの「裳」とは何のことかというと、
十二単の腰から後ろに長く引く部分であります。
軽やかにまとわれているこの「裳」ですが、折り目を美しくつくるのがなかなか難しく…
普段は見れない大腰の内側を公開。この角度と折りの強さにコツがいります。
裳作りに奮闘しているうちに、裳自体に興味が出てきました。
立ち雛さんはストレートに長く垂れるので迫力がありますね。
裳の上に二本出ているのは引腰といって、もともとは腰で結んでいたものが装飾性が高まり後ろに引くようになったそうです。
ゴールドでゴージャスな雰囲気です。
源氏雛では正面からもよく見えます。
柄が入っているのも優美で良いですね。一層華やかになります。
人形巧房ひなやのお雛様は、後姿の細部にまでこだわって製作されています。
どうぞ『裳』の部分にもご注目くださいませ♪