雛人形のお姫様が着ている装束は
十二単です。
「単」という肌着の役割の着物の上に、
「五衣」、「打衣」、「表衣」、「唐衣」を重ね、
「裳」の小紐一本で留められています。
多くの着物を重ねることによって
色の襲がとっても美しいです。
平安時代の女性は
この色の襲で、
季節に応じた自然の色合いを出しておられたそうです。
平安時代から
季節の雰囲気にあったお着物を選んで着ていたなんて
雅ですね。
ひなやのお人形さんのお着物は
すべて京都西陣織の生地を使い、
人形師東之華さんが考えた美しい色の襲のお人形さんばかりです。
寒い日が続きますが、
ご来店お待ちしております。