女の赤ちゃんが生まれると雛人形と羽子板が飾られます。
赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を[初正月」といいます。
古くから初正月を祝って、赤ちゃんの祖父母や親しい友人などから贈るという美しい習慣があります。
そんな羽子板のことって意外と知らないことが多いんですよね。
正月の羽付きの遊びは、古くからおこなわれていますが、単なる遊びではなく無病息災のお守りの
意味も持っています。
羽の玉は、黒くて堅い玉で作られ、その黒い玉を[むくろじ」という大木の種ですが、
漢字で書くと[無患子」と書きます。子供が患わないというおもいが込められています。
また、羽は蜻蛉の形にみたてて蜻蛉が蚊を食べる益虫なので子供の健康を願う思いが込められています。
羽子板に絵ががれている絵は、衣装も艶やかで華やかになっています。
形も色々あるので雛人形とともに楽しんで頂けると思います。