2025.12.20
オーダーメイド雛人形〜色使いの調べ〜
生地の色使いは着物の印象を大きく左右するものです。
色は文様の輪郭やリズムを際立たせるだけでなく、織りや素材の質感までも豊かに映し出します。
色と文様、そして生地素材がもたらす調和は日本の美意識そのものと言えるでしょう。
赤の唐花文が語る、華やかさと美
赤地に広がる唐花文は見る人の目を引く華やかさを持つ文様です。
蓮や牡丹などをもとにモチーフに構成された文様で、蔓が途切れずに続くことから繁栄や永続といった願いが込められています。
赤は生命力や魔除け、慶びを象徴する色として古くから祝いの場で用いられてきました。
唐花文の華美と赤の力強さが重なることで、華やかさの中にも凛とした品格が生まれます。
青地に映える、鳳凰と華の気品
青い生地をベースに、規則的なモチーフが特徴の「新格子」を彷彿とさせる意匠。整った構成により洗練された印象を与え、上質さを感じさせる仕上がりです。
描かれた白い鳳凰は平和や繁栄を象徴する瑞鳥であり、白で表現されることで凛とした美しさと清らかな存在感が際立ちます。あわせて配された白い華が、デザインにやさしい華やぎを添え、落ち着きのある中にも品のある華やかさを生み出しています。
人形巧房ひなや では年間を通して、雛人形を製作しております。
ひなやの雛人形は一体一体、職人 東之華(とうか)の手作り、衣装やお顔などを選んでいただけます。
もちろん思い出の布地の持ち込みOK!
詳しくは、コチラから
【オーダー雛人形の選び方】
オーダー雛人形の選び方① ▶コチラからご覧いただけます
オーダー雛人形の選び方② ▶コチラからご覧いただけます
オーダー雛人形の選び方③ ▶コチラからご覧いただけます
【修理・リメイク】
制作事例⇒修理・リメイク (hinaya.bluprima.com/)
修理・リメイクは予約制
職人 東之華でないと対応できませんので、まずはお電話にてご相談ください。